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月刊メディカルサロン「診断」

メディカルサロンの機能は3つに凝縮された月刊メディカルサロン2009年4月号

四谷メディカルサロンは、平成4年に内科の自由診療のクリニックとして誕生しました。美容外科や皮膚科ではありません。

「生涯の健康管理を司る」という立場からのプライベートドクターシステムが運営される中で、健康管理の学問化、健康教育活動、予想医学概念の確立、新しい医療体系の研究・開発、医療現場の構造改革に力を注いできました。

何かの病的状態で悩んでいる人は、一般の保険診療の病院、クリニックに行っていただければ、大抵の悩みは解決されます。そのような人はわざわざ四谷メディカルサロンに来院していただく必要はありません。また、四谷メディカルサロンでは依頼者の望みに応じ、プラセンタ医療、マジンドールダイエット医療、容姿、体力、意欲の回復医療、花粉症注射などの新しい医療体系を築いてきました。それらは今日本中の医療機関に広く普及しましたので、わざわざ四谷メディカルサロンに来ていただくまでもなくなりました。

内科系自由診療を17年以上も運営する中で、「公費負担である国民皆保険診療でカバーすることができない」というタイプの3つの医療機能の輪郭がはっきりとしてきました。

医療駆け込み寺としての機能」「『自分の身体をこうしたい』という強い欲求を満たす機能」「自分の将来の健康像を予想してもらい、先回り予防する機能」の3つです。

1)医療駆け込み寺としての機能

既存の医療サービスを受けている最中「腑に落ちない問題」「納得できない問題」「理解できない問題」が心の中に芽生えます。それを解決するための機能が「医療駆け込み寺」としての機能です。この機能を満たすのは、通常の医療社会で育った普通の医師では困難です。一般社会における人心、不安、裏構造、人間関係の表裏などを深く理解し、人生の波乱、組織運営の苦しみと喜びなどを自ら経験した医師でなければいけません。セカンドオピニオンという語が広まっていますが、安易に使うべき用語ではないと思っています。

2)「自分の身体をこうしたい」という強い欲求を満たす機能

病的な状態を訴えて、それを治療してもらうなら、一般の保険診療の病院に行けばいいです。一方で、自分が望む人生を実現するために、「自己の身体をこうしたい」という欲求もあります。美容外科などは、そんな欲求の一部を満たすものですが、もっと広く大きく、健康全体というものをテーマとしたときに、欲求ははるかに広がります。発起力が云々や、毛髪が云々などというレベルではなく

  • 「一族に心筋梗塞で若死にした人がいる。私は若死にしないようにしたい」
  • 「両親が60歳を過ぎた頃からぼけだした。自分はぼけないようにしたい」
  • 「一族に胃ガンが目立つ。私は胃ガンにかかりたくない」
  • 「体重を○kgにフィットさせたい」
  • 「身長が低い。少しでも伸ばしたい」
  • 「学校の成績が上がらない。医師、医療の観点から、頭をよくする方法を教えてほしい」
  • 「精力の衰えを感じる。回復させたい」
  • 「前立腺ガンの手術後、勃起力を失った。回復させたい」
  • 「年とともに気力が衰えた。回復させたい」
  • 「力強い疲労回復力を身につけたい」
  • 「薬ではなくサプリメントで治療したい」

など、底辺に大きく広がる欲求を持っています。その解決の糸口を与え、希望を持ってもらい、実現させていく喜びを授けるのは、まさに内科系自由診療の機能です。

3)自分の将来の健康像を予想してもらい、先回り予防する機能

健康管理学を深く研究する中で、「予想医学と先回り予防」という概念が発達しました。今の健康状態を不安に思う人は人間ドックに行きます。その人間ドックの機能をさらに進化させ、「占いのような観点」(やや不適切表現ですが、イメージがわきやすいのでこの表現を使いました)から、将来の健康像の予想を行い、先回りして予防するためのキーポイントをアドバイスしていく。その過程を家庭教師的なスタイルで実行し、健康管理の明確な指標を与えていく。それを実現するのも内科系自由診療の機能です。

これら3つの機能に絞って、ますます奥深く研究を進めていく。それが四谷メディカルサロンの姿です。

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